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外科的矯正治療の患者さんのケース【初診時】

初診時/横顔

初診時/横顔

初診時/横口元

初診時/口元

初診時/口元

初診時/口元

初診時/口腔内

初診時/口腔内

初診時年齢14歳4か月の女子で、主訴は下顎が出ている、唇が閉じにくい、歯のでこぼこでした。下唇が突出し口唇閉鎖時オトガイ部軟組織に緊張が認められました。
また下顎が右方偏位していました。
臼歯関係はアングルIII級で、叢生が著しく上顎正中が左側に偏位していました。
反対咬合を呈していました。
乳歯が1本残存し、下顎左側側切歯が先天欠如していました。

下突咬合 偏位咬合 下突顎 偏位顎 下後退歯列 叢生歯列弓

治療方針は、前突した下顎を外科的矯正治療にて治したいとの希望でしたので、成長が落ち着くまで半年毎に経過観察し、成長が落ち着いてから再診断することとしました。
残存乳歯は抜去し、後続永久歯の萌出を観察しました。
1年3か月後に再診断を行いました。

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外科的矯正治療についての参考サイト

新潟大学医歯学総合病院歯科・矯正歯科診療室
外科矯正.com(外科矯正に関する情報発信サイト)
Comment ca va? / 矯正・外科手術日記

治療内容:術前矯正治療として、叢生および正中のずれの改善のため上顎左右第一小臼歯、下顎右側第一小臼歯、下顎左右第三大臼歯(合計5本)を抜去し、マルチブラケット装置を用いて行いました。臼歯関係、プロファイル、下顎正中のずれの改善は左右の下顎枝矢状分割術(下顎骨のみの外科手術)により行い、術後矯正治療にて仕上げを行いました。
治療期間:2年7か月
保定期間:2年※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数:3~4週間に1回程度、保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安:保険診療自己負担額(3割負担)の総額約23万円
副作用・リスク:歯根吸収が起こるリスクがあります。矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。外科手術によるリスクがあります。
※記載の治療費は治療当時の金額(税込)です。

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