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よくある質問Q&A


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A1.若い人に歯並びの悪い方が増えているのですか?

最近の若い人は歯が大きい傾向にあります。その結果、歯のでこぼこが昔の方よりも強く出てきているように思います。
それと、歯並びや口元に関心が高まってきていることも考えられます。

A2.こういった変化はどういうことから起こっているのでしょうか?

歯並びや口元の形というのは、まず第一に遺伝によるものがほとんどだと思います。お父さんやお母さんとお顔が似ていたり後ろ姿がそっくりだったりするのと同じことです。そこに、環境の変化によるもの、たとえば生活習慣や食生活の変化などが加わることで、歯並びは変化します。
また、歯並びや口元への意識の変化は、テレビや雑誌で多く取り上げられるようになり、皆様が健康や美に対しての知識を持たれ、それらを求めるようになったからだと思います。

A3.歯並びが良くないとどういう影響がでるのでしょうか?

見た目の問題だけではなく、虫歯や歯周病になりやすくなります。また、言葉がはっきりと発音できないあごの関節に負担をかけるなど、身体にいろんな影響が考えられます。歯並びを整えて、心身ともにより健康な生活をおくることが大切ではないかと考えています。

A4.矯正治療をしようとなった場合、どのようなことをするのですか?

まずお口の中を診察してからカウンセリングを始めます。気になっているところやご希望などを患者さんからお聞きします。
治療がご希望となれば次に検査を行います。歯や頭部のレントゲンや写真を撮り、かみ合わせや歯の型取りなど必要な検査を行います。検査には60分ほどかかります。こういった検査を一通り行ってから診断をします。歯を抜いて治すのかどうか、どのような装置をつけるのか、治療費や治療期間がどれくらいかかるのか、生活上どんな配慮が必要かについてお話しします。これらのことを十分わかっていただいた後に装置をつけて治療を始めていきます(治療の流れを参照して下さい)。

A5.どのような装置なのですか?

歯にブラケットという金属やセラミックなどでできた装置をつけます.歯列にあったワイヤーを曲げて、各歯のブラケットに結び、ゴムやバネで引っ張りながら歯を少しずつ移動させていきます。この方法が一般的で、きちんと治ります。調節は、だいたい1か月に1度行います。

A6.治療期間はどれくらいですか?

治療を受けられる方の年齢や、かみ合わせの状態によって異なります。
簡単な装置で短期間で終了する場合もありますし、成長発育を治療に取り込む場合は治療期間が伸びることもあります。平均的には、歯を動かす期間はお子様で約1年、大人の方で約2~3年です。その後、保定期間といって歯を安定させる期間があるのですが、歯を動かした期間と同じ期間保定装置をつけています。ですから、トータル3~6年かかると考えていいと思います。

A7.費用はどれくらいかかりますか?

矯正治療の料金は特定の疾患、たとえば外科的矯正治療や唇顎口蓋裂の患者さんなどの限られたケースを除き、保険が適用されません。自費での治療となりますので、医療機関によって料金や支払い方法に違いがあります。

当院では、国立大学附属病院の治療費とほぼ同じ料金設定にしております。
また、お支払い方法は分割払いや銀行振込も用意しております。
さらに、ご兄弟ご家族での治療には割引制度を設けてあります。

A8.自立支援医療(更生・育成医療)指定機関/顎口腔機能診断施設ってなんですか?

自立支援医療(更生・育成医療)指定機関とは、更生育成医療の給付が受けられる医療機関のことです。
顎口腔機能診断施設とは、顎口腔機能診断施設基準に適合している診療機関のことで、外科的矯正治療を併用する顎変形症の術前術後矯正治療に保険が適用されます。
当院は自立支援医療(更生・育成医療)指定機関ですので唇顎口蓋裂などの患者さんには保険および育成医療が適用されます。
また顎口腔機能診断施設ですので、外科的矯正治療を希望される方にも保険が適用されます。

A9.矯正治療はいつ頃から始めるといいのですか?

一般的に”永久歯の前歯が生えた頃”とか”大人の歯がはえそろった頃”と言われていますが、歯並びやかみ合わせの状態によって治療を開始するタイミングは異なります。かみ合わせが原因であごの成長方向がずれている場合などは乳歯の時期でも治療を開始することがありますし、また、適切な治療開始時期まで治療をせずに様子をみることもありますので、早めの段階で矯正を専門とする歯科医あるいはかかりつけの歯科医に相談することをおすすめします。また歯科医の考え方によってもかなり違いがありますので、セカンドオピニオンとしていくつかの歯医者さんにみてもらうのもいいと思います。

A10.大人になっても矯正治療はできますか?

もちろんできます。歯は何歳になっても動きます。最近は大人の方で矯正治療される方が増えてきています。実は私自身も27歳の時に矯正治療をしました。

A11.歯並びを治すために歯を抜かないといけないのですか?

歯とあごのバランスや口元の突出度によっては歯を抜いて治療する場合があります。その理由は、歯を抜かないで治療する場合、余分なスペースがもともとないところへ大きな歯を並べるため、円周を広げて無理をして並べることになります。そのため歯は外側へ傾斜し、前方へせり出すように並ぶことになってしまいます。当初はきれいになっても無理があるので、もとのでこぼこの歯に戻り長期間安定しません。ですから、私は抜歯なしの無理な矯正はおすすめしません。もちろん不必要な抜歯はしませんが、8~9割の方が抜歯となっています。

A12.治療中、普段の生活で制限されることはありますか?

装置にくっつきやすいチューインガム、キャラメルなどの食事は控えた方がいいと思います。
固定式の装置は、歯に専用の接着剤で貼り付けていますが、ある程度以上の強い力が加わると外れてしまいます。そのために、固い食べ物を食べた場合には、装置が外れたり破損することがあるので、硬いものを食べる時は注意が必要です。
その他、吹奏楽器の種類によっては治療に工夫がいったり、格闘技など接触系のスポーツをしている方には、マウスガードをするなど対処が必要です。

A13.治療中の痛みはありますか?

矯正治療は、まったくの無痛ではありません。しかし、いつも痛いわけではありません。矯正治療の痛みは、装置を介して歯の根っこに矯正の力がつたわり、あごの骨の中を動く時に生じる痛みです。痛みの程度には、個人差がありますが、矯正の力は2~3日で弱くなりますから、痛みもそれに伴い消えてしまいます。
私も矯正治療経験者なので、痛みについてはよくわかっているつもりです。私の場合4回強い痛みを感じました。1回目は装置をつける準備として、奥歯の歯と歯の間に隙間をあけるゴムをつけたとき。2回目は歯を抜いたとき。3回目は矯正装置をつけて治療を開始したとき。そして4回目は、治療の段階で太い針金にかわったとき。そんな痛みも治療が終わって、きれいな歯並びをみるとすっかり忘れてしまいます。

A14.歯磨きがしにくそうですが、虫歯になったりしませんか?

矯正装置をつけると、歯磨きは難しくなりますので、虫歯予防はとても大切になります。そのため、治療を行う前に歯の汚れをチェックして,その結果をふまえて歯磨きの練習や食事の指導を行います。装置が着いてからも歯磨きチェックを行うことで、虫歯を予防するだけでなく”歯を大切にする習慣”が身につくことになります。

A15.歯並びや成長に影響する癖ってありますか?

あります。指しゃぶりや唇、爪をかむ癖、舌突出癖などです。
これらの癖が見受けられた場合には注意が必要です。

少しでも気になったらご相談ください。初診受付はこちらからどうぞ!【アイウエオ矯正歯科医院】

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