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NG矯正とは?(矯正失敗事例)

NG矯正とは、適切な治療がおこなわれず
失敗してしまった矯正のことです。

矯正治療をおこなったのに不正咬合が改善されなかった明らかな失敗例はもちろん、治療途中で患者さんが不安を感じて転医をしなければならなくなるようなケースも“失敗”=NG矯正と考えています。

  • 近所の歯科で矯正治療を始めたら、途中で突然治療方針が変わった。
  • 不安を感じて担当医に質問をしても、はっきりとした説明を得られなかった。
  • 雑誌や口コミサイトで絶賛されていた治療方法を希望して受けたら、だんだんかみ合わせが悪くなって来て口を閉じることができなくなってしまった。
  • 矯正治療が終わって歯はきれいに並んだけれど、かみ合わせがおかしい。
  • 矯正治療中にあごが痛いと感じていたら、顎関節症になってしまった。

これらは実例で全てNG矯正です。NG矯正の原因は、矯正を担当する歯科医師の治療目標(Goal)の違いや経験不足にあるように思います。

こういう矯正治療を受けないために

「NG矯正」と言わざるをえない症例

私は矯正専門医ですが、歯科医師でもあります。医の倫理的観点からしても、他の歯科医師のことはとやかく言いたくありません。しかし理由はともかく、矯正の専門家から見て患者さんが被害者と思われる症例があることも事実なのです。

「口元を美しくしたい!」としっかりと伝え、口元が美しくなる旨の説明を受けたにもかかわらず、

  • 最初の説明と違って、いつまで経っても治療が終わらない
  • 歯並びは良くなったが、口元が突出してしまい口元が閉じなくなった(最初に説明が無かった)

などの症例は、「NG矯正」と言わざるをえないものだと考えます。

NG矯正の症例

Case1. 歯は並んだけど、前歯が出てきて口が閉じられない、なぜ?


当院初診時


当院治療後

再治療開始年齢
27歳11ヵ月
当院での動的治療期間
2年3ヵ月
主訴
矯正治療を受けたらだんだん前歯が飛び出して来て、口が閉じられなくなった。
前医での治療
拡大装置を使う非抜歯治療
再治療内容
上の歯の左右の第一小臼歯(前から4本目)を2本と下の右側の第一小臼歯を1本抜歯し、上下顎スタンダードエッジワイズ装置(与五沢エッジワイズシステム)を用いて矯正治療を行いました。
保定期間
4年 ※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数
3~4週間に1回程度、保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安(自費)
2期治療:総額約67万~92万円 保定観察料:3千円/1回
副作用・リスク
歯根吸収が起こるリスクがあります。矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

Case1.の転医症例

Case2.矯正したら、あごや頭が痛くなった?!


当院初診時


当院治療後

再治療開始年齢
22歳
当院での動的治療期間
1年11ヵ月
主訴
3年かけて矯正治療を受けたのにうまく噛めない。かみ合わせが不安定になったせいで顎関節症を発症し、あごや頭の痛みに苦しむようになってしまった。
前医での治療
抜歯矯正(下顎左右の第一小臼歯)・不良な補綴(詰め物)
再治療内容
かみ合わせを悪くしている原因のひとつである“不良な詰め物”を除去する再治療を一般歯科で受けていただいてから、上あごの左右の第一小臼歯(奥歯から4本目)、下あごの右側の第三大臼歯(親知らず)、下あごの左側の第二大臼歯(奥歯)を抜歯して外科的矯正治療を開始しました。
保定期間
2年 ※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数
3~4週間に1回程度、保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安
保険診療自己負担額(3割負担)の総額約23万円
副作用・リスク
歯根吸収が起こるリスクがあります。
矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。
外科手術によるリスクがあります。

Case2.の転医症例

Case3.次回で矯正治療は終了と言われたけど、咬めない!あごが痛い!


当院初診時


当院治療後

再治療開始年齢
14歳8ヵ月
当院での動的治療期間
2年1ヵ月
主訴
次回で矯正治療が終了だと言われたが、中心がズレているし、よく咬めない。口元が出てきて、あごの関節が痛くなってきた。
前医での治療
拡大装置とマルチブラケットを使う非抜歯治療が小学2年生から続いていた(約7年間)
再治療内容
上の歯は左右の第一小臼歯を2本、下は右側の第二小臼歯と左側の第一小臼歯の2本を抜歯し、上下顎スタンダードエッジワイズ装置(与五沢エッジワイズシステム)に切り替えて矯正治療を行いました。
保定期間
現在も保定中(保定5年経過)
※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数
3~4週間に1回程度、保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安(自費)
2期治療:総額約67万~92万円 保定観察料:3千円/1回
副作用・リスク
歯根吸収が起こるリスクがあります。
矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

Case3.の転医症例

Case4. 次回で矯正治療は終了と言われたけど、出っ歯のままでうまく咬めない!


当院初診時


当院治療後

再治療開始年齢
30歳1か月
当院での動的治療期間
1年8か月
主訴
次回で矯正治療が終了だと言われたが、出っ歯のままでよく咬めない。何かおかしい。
再治療内容
上下顎とも抜歯をおこない、スタンダードエッジワイズ装置(与五沢エッジワイズシステム)に切り替えて矯正治療を行いました。上の歯は右の第一小臼歯と左の親知らずの2本を再治療開始時に抜歯し、下は左右の親知らずの2本を治療後に抜歯します。
保定期間
現在も保定中(保定4年経過)
※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数
3~4週間に1回程度、保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安(自費)
2期治療:総額約67万~92万円 保定観察料:3千円/1回
副作用・リスク
歯根吸収が起こるリスクがあります。
矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

Case4.の転医症例

Case5. 広げたら飛び出した。しかも、きれいに並ばないから削った?大切な前歯なのに!!


当院初診時


当院治療後

再治療開始年齢
32歳3か月
当院での動的治療期間
2年5か月
主訴
矯正治療を受けたらだんだん前歯が飛び出して来て、口が閉じられなくなった。左上前歯(でこぼこしているところ)を勝手に削られ不信になった。
再治療内容
上下左右の第一小臼歯(前から4本目)を抜歯し、上下顎スタンダードエッジワイズ装置(与五沢エッジワイズシステム)に切り替えて矯正治療を行いました。
保定期間
現在も保定中(保定3年経過)
※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数
3~4週間に1回程度、保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安(自費)
2期治療:総額約67万~92万円 保定観察料:3千円/1回
副作用・リスク
歯根吸収が起こるリスクがあります。
矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

Case5.の転医症例

Case6. まだ治すところがあるのに、本当に「終わり」ですか?


当院初診時


当院治療後

再治療開始年齢
33歳8か月
当院での動的治療期間
1年6か月
主訴
次回で矯正治療が終了だと言われたが、でこぼこが残っている。
前医での治療
下顎右側第一小臼歯と左側第二小臼歯の合計2本を抜歯し、マルチブラケット(ストレートエッジワイズ)にて治療を行っていた(約2年間)
再治療内容
新たな抜歯はおこなわず、上下顎ともスタンダードエッジワイズ装置(与五沢エッジワイズシステム)に切り替えて治療しました。
保定期間
現在も保定中(保定4年経過)
※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数
3~4週間に1回程度、保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安(自費)
2期治療:総額約67万~92万円 保定観察料:3千円/1回
副作用・リスク
歯根吸収が起こるリスクがあります。
矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

Case6.の転医症例

料金はすべて税別です。

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