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偏位咬合の患者さんのケース【治療経過】

装置装着

でこぼこやねじれをとっています。
初めての装置なので慣れるまで5日くらいかかったそうです。
痛みは3日間ほどあったそうです。
同時にヘッドギアも夜のみ開始しました。

1か月後

ワイヤーを交換し引き続きでこぼこやねじれをとっています。
ヘッドギアは10時間/日使用しているとのことでした。

3か月後

さらにワイヤーを太くしでこぼこやねじれをとっています。

4か月後

左上の犬歯をバネで後退させています。

6か月後

第二大臼歯にも装置装着し、
顎間ゴム(垂直ゴム)にて反作用を抑えています。

9か月後

ワイヤーを交換し、引き続き第二大臼歯のコントロールを行っています。

10か月後

バネとゴムを用いて犬歯を後退させています。

1年4か月後

犬歯が後退し、臼歯犬歯関係が I 級になったため、
ヘッドギアの使用を終了し、細かな歯のねじれをとっています。

1年6か月後

前歯の後退を開始しました。
断面が四角いしっかりした針金に変わったため、
痛みがわりと強かったそうです。
顎間ゴムを頑張って使用していただきます。

1年11か月後

隙間が閉じてきているのと同時に、
上下の歯の正中のズレも小さくなっています。

2年後

再レベリング、空隙の閉鎖が終了し、
仕上げ前にもう一度歯のねじれをとっています。

2年2か月後

仕上げの針金がはいりました。
上下の歯の正中は一致しています。

治療内容:上顎左右第一小臼歯、下顎右側第二小臼歯、下顎左側第一小臼歯を抜去し、マルチブラケット装置、ヘッドギア、顎間ゴムを用いて治療を行いました。
治療期間:2年8か月
保定期間:2年※保定期間は通常2年~3年(状態により異なります)
通院回数:3~4週間に1回程度、保定期間は4~6か月に1回程度
治療費の総額の目安(自費):2期治療:総額約67万~92万円 保定観察料:3千円/1回
副作用・リスク:歯根吸収が起こるリスクがあります。矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。
※記載の治療費は治療当時の金額(税込)です。

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